以前「動画素材123をMacで使う!iMovie編」と題しましてiMovieの使い方を解説していました。もう結構前の記事になります。
「まるごとFREEでつかえる動画素材123」をMacで使う!iMovie編
あれからiMovieもバージョンアップしてずいぶん見た目も変わりました。
ここでは【動画素材123FULL】を使用してiMovie(バージョン10)をどう使っていくか解説していきたいと思います。
使用するのはiMovie(バージョン10)です。あ、OS Xの方です。iOS版もいずれ解説はしていきます。
https://itunes.apple.com/jp/app/imovie/id408981434?mt=12
今回の目的は
30秒くらいの音楽になんとなく合わせてムービーを配置していきます。
とりあえず今回つくるのはこれ。
Music ♪ by A-bee
まずiMovieを立ち上げます
ウィンドウ上にある「Theater」を選択して「新規ムービー」をクリックします。
そうするとこのようなウィンドウになります。ここでは「テーマなし」を選択します。
名前を適当に入力してください。
こんなウィンドウになります。
このウィンドウの「クリップが見つかりません」という所があるのでそこに今回使用する動画素材や音楽ファイルを入れます。
もしくは「読み込む」から読み込ませてください。
これら読み込んだファイルをタイムラインに配置しますがその前にちょっとした表示の設定をします。
上のメニューバー真ん中下あたりにあるムービーフィルムアイコンのようなものをクリックします。
そうすると「クリップのサイズ」「拡大・縮小」とありますのでそこのスライドを動かして自分の見やすいように調整してください。
自分の場合は両方ともスライダーを一番左に寄せています。
ひとまずタイムラインに並べていきます。
ここでいうタイムラインは現在iMovieのウィンドウ下の大きく空いている部分ですね。
そこに動画素材などを放り込んでいくのですが、まずは音楽ファイルを入れます。
まず何も考えずに音楽ファイルをダブルクリックしてください。これで音楽ファイルが全選択された状態になります
その状態で音楽ファイルを掴んで下の空いている所に入れてください。
そうすると上の画像のようになります。
上の画像はフェードインした状態ですが、ここではやり方を説明しません。適当にいじってみてください。
タイムラインのオーディオ部分の左端や右端をいじって長さを調整します。
ある程度音楽に合わせて映像を切り替えようと思っているので切り替えたいなという所にマーカーをつけていきます。
要は目印ですね。
キーボードのスペースボタンで再生できるので再生しながら音楽に合わせて適当にキーボードの「M」キーを押してください。
そうすると青いマーカーができます。間違えたらマーカーに右クリックで削除できますのでその都度調整してください。
次にムービーを配置します。
先ほどと同じようにダブルクリックしてから掴んでタイムラインに配置します。
タイムラインの始めの所に配置されます。
マーカーに合わせたいのでこのムービーの後ろの部分を掴んでマーカーに合わせてください。
なんですが…どうもマーカーにうまく合わないんですよね…
でも再生させると合ってるんですよね。
どうも黄色い線が出た所で離すと何かしら合っているという状態のようです。
なのでこの状態でムービーを追加していきます。
次のムービーの頭でマーカーと合っているのでマーカーと合っているようです。
んで、このムービーも後ろの部分をマーカーに揃えるのですが…
今度はちゃんと後ろが合うんですよね…なんなんでしょう?
まぁこういう不思議な挙動もiMovieならでしょうか。
とりあえず並べていきます。
というかムービーの継ぎ目部分をなんでこのような表示にしたのかよくわかりません。
再生確認するとすごく見づらいんですが。
一通り並べて完成させたら書き出します。
今回はムービーファイルの書き出しをします。
「ファイル」→「共有」→「ファイル」
このようなウィンドウが出ます。
マイムービーの文字をクリックするとファイル名が変更できます。「次へ」を選択してください。
iMovieのいつものウィンドウに戻ります。右上に何かあります。
進行状態が出ます。今書きだし中のようです。このままiMovieで作業はできますが、できればこのまま書き出しが終わるまで待っていた方が良いかと思います。
終わると通知センターで知らせてくれます。これで完了です。
完成品
Music ♪ by A-bee
以上、音楽になんとなく合わせてムービーを配置していくやり方でした。
かなり戸惑う挙動もあるのですが、大ざっぱな感じに配置していくには良いかと思います。
気になる点は結構ありまして
・以前のバージョンにあった「ビートマーカー」が無くなっている。
・タイムラインに配置したムービーの継ぎ目表示が見づらい。再生しながら確認がしづらい。
・この継ぎ目のせいなのかわからないが、マーカーに合わせたいのに合っているのか合っていないのかよくわからない状態になる。
・前バージョンでもそうだったが細かい調整がしづらい&前から詰めていく感じじゃないとムービーが配置できない。
・時間表記が基本無い。
あと注意事項ですがiMovieバージョン10は
「ユーザーホーム」→「ムービー」の中に「iMovie ライブラリ.imovielibrary」というライブラリをつくり、その中にiMovieで使っている動画素材や音楽ファイルなどが収納されています。それ自体はまぁ良いのですが、起動ディスクの中につくるのでファイルサイズが巨大になっていくと大変なのですよね。
なのでこのiMovieライブラリを別のHDDなどに移動した方が良かったりします。
iMovieを一旦終了→「ムービー」フォルダの中にある「iMovie ライブラリ.imovielibrary」を別のHDDなどに移動する→iMovieを立ち上げる→空っぽの状態なので、「ファイル」→「ライブラリを開く」→「その他」を選択→「場所を確認」→移動したiMovieライブラリを選択。でiMovieライブラリの移動ができます。
以上、
iMovie(ver.10)を使う1【動画素材123FULL】ムービーと音楽配置
でした。
iMovie(ver.10)を使う2【動画素材123FULL】配置したムービークリップの置換、画像(動画)を重ねる(ピクチャインピクチャ)合成
投稿者プロフィール
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もうだいぶ前からになりますがクラブVJをやっていました。 そこから映像関係のお仕事をやるようになり、コンサートや企業プレゼン、展示会などのムービーを創ったり、時にはプレゼンテーション素材をつくったりするようになりました。
今はPVなども制作したり動画素材を配布・販売したりしています。
■書籍も出しました【動画素材123+45】168本のFHD動画素材を収録しています。
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