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Blackmagic Design Fusion VR 360 映像制作関連トピック

BMD Fusion9でVR(360°)映像の使い方。読み込みからVR表示、書き出し。

投稿日:2017年12月5日 更新日:


ブラックマジックデザインのFusion9でVRを扱えるようになりましたので、Fusion9でVR映像の使い方をチェックしていきます。



Fusion9のダウンロードはこちらから
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/fusion/


フリーで使えるのはFusion9の方です。Studioと付いているのは有償版の方です。
今回説明するのはフリー版でも使えますのでフリー版をダウンロードしてください。
ちょっとここらへんの登録が面倒くさいですが項目埋めないとダウンロードできませんので必須項目に記入してください。



ちなみにこれダウンロードの度に毎回毎回記入させるのほんと無駄だと思うのですがBMDさんもうちょいなんとかなりませんかねこれ。



ダウンロードしたらインストールしてください。


今回主に説明するのは

・Fusion9にVR映像を読み込む
・VR映像を読み込むとただの映像なのでこれをVR映像としてチェックできるようにする。
・簡単にVR映像に文字を重ねる。
・書き出し

以上の項目をチェックします。



今回つくったのはこちら



Fusion9にVR映像を読み込む

まずFusion9を起動したら上にある「LD」をクリックします。ここからファイルを読み込みます。ファイルを選択してください。



ここで注意事項ですが、MP4のH.264コーデックのものは使わない方が良いです。

MP4(H.264)ファイルを使うと、なぜかMacの起動ディスクが数十GBとか使用されて圧迫しちゃうので下手すると強制再起動とかになります。

なのでMP4(H.264)のものはあらかじめ何か違う形式、ProResとかイメージシーケンスとかに変換してから使うと良いかと思います。

ここらへん何かキャッシュとかの設定があるのかなぁと思ったんですがよくわかりません。
Mac(10.12)での話なので他の環境だとわかりませんが。
で、話を戻します。


ファイルを読み込みしたら下の方に何かが追加されたのが確認できるので

その追加されたものを掴んで上の空いてる所にドラッグしてください。プレビューが確認できます



プレビューが拡大されすぎてよくわからないという場合は、

プレビュー下の方にある「Fit」をクリックしてください。これで素材全体が確認できます。



VR映像としてチェックできるようにしていきます。

ここで読み込んだ動画はTHETA Vで撮ったVR動画なので、VR映像としてチェックできるようにしていきます。
読み込んだ映像を選択した状態にして「Tools」から「VR」→「Pano Map」を適用します。


下に「Pano Map」が確認できます。
ウィンドウ右に設定がありますが、特にいじる必要はないかと思います。



次に「Tools」から「Shape 3D」を適用します。

下にある「Pano Map」を選択した状態から「Shape 3D」を適用してください。
あ、下の画像の状態は、キーボードのSHIFT+SPACEからshaとタイプして「Tools」を検索してます。



「Shape3D」を上の空いている所にドラッグするとこんな四角い表示になりますがこれを変更します。



「Shape3D」をクリックして選択した状態にして、ウインドウ右側の設定から「Sphere」をクリックします。するとプレビューで球体になったのが確認できます。



次に「Shape3D」を選択した状態で「Tools」から「VR」→「Spherical Camera」を選択します。



そうすると「Marge3D」と「Spherical Camera」が追加されたのが確認できます。
「Spherical Camera」というのはVR用のカメラなのですが、これがどこに配置されたかというと球体になったVR映像の中に配置されています。



次に「Marge3D」を選択した状態で「Tools」から「Renderer3D」を追加します。



ここでようやくVR的にプレビューが確認できる「Tools」を入れます。

「Renderer3D」を選択した状態で、
「Tools」→「VR」→「LatLong Patcher」を選択します。



追加された「LatLong Patcher」を上のプレビューにドラッグしてから
ウインドウ右の設定で適当に値をいじってみるとVR的なプレビューが確認できます。



さてここで最終的な書き出しができるように準備をしておきます。

「Renderer3D」を選択して上の方にある「LD」の横、「SV」をクリック。
「Saver」が追加されるので右側の設定からファイルの保存先やフォーマットなど選択します。



これで書き出しの準備まではできました。
特に何も変更はしていないのでこのまま書き出しても意味はありません。


が、よく見ると映像が左右反転していますのでこれを直します。



どこで左右反転してしまったのかにもよりますが、ここでは最初の読み込んだファイルで左右反転の処理をします。

一番最初に読み込んだファイルの所を選択してから「Tools」→「Transform」→「Transform」を選択。



「Transform」を選択した状態で右の設定を確認。

「Flip Horizontally」にチェックを入れます。



書き出し直前のプレビューを観ると左右反転が直っています。



さてここでもう少し何かテキストを入れてみましょう。

VRで見た時に前後左右わかるように「前」「後」「右」「左」と文字を入れてみます。


ウインドウ上に「Txt+」とありますのでそこをクリックすると
「Text」が追加されますので右の設定から文字入力します。



この入力した文字をVR映像に重ねていきますが、
これをそのまま「Marge3D」に持っていっても繋がらないので「Text」をまず「Shape3D」に繋げます。「Text」を選択した状態で「Tools」→「3D」→「Shape3D」を選択します。



「Shape3D」からちょっと出てる赤い四角いのを引っ張って「Marge3D」に繋げます。



そうすると「LatLongPatcher」のプレビューで確認できるはずなのですが、出て来ないですね…
ちょっと他の所を調整してみます。



VR映像に適用した「Shape3D」を選択、ウインドウ右にある設定に「Radius」の値を2とかにしてください。画像では5にしてますけど2で十分です。まあ5でも良いですけど



で、今度は「Txt+」と繋がっている「Shape3D」を選択して右側にある設定から「Z offset」の値をいじります。ここでは-0.48にしていますが「LatLongPatcher」のプレビューで文字が見えるところまで調整してください。
これで「LatLongPatcher」のプレビューで確認できます。



VR映像に適用した「Shape3D」の球体を大きくしてその球体の中に文字を入れたという感じになります。球体を大きくしたのはその方がやりやすいし確認しやすいので。



同じように他の文字、「後」「右」「左」に加えて「上」「下」も配置します。
Z軸やらX,Yなどいじってみてください。



一通り配置するとこんな感じになりますね。



レンダリングを開始する場合は下にある緑のRendererボタンを押して、StartRendererを押します。



なんですが、4Kサイズだとこんな表示が出てレンダリングできません。
要は有料のStudio版じゃないとUHDの解像度は書き出せませんよという事だと思います。



なので解像度の設定を変更します。
「Renderer3D」を選択してから右側の設定でWidth1920 Height960に変更します。
これでレンダリングできるようになります。



で、とっても不思議な事が起きるのですが、
元が4Kサイズだと「Renderer3D」で1920×960にしても最終的な書き出ししたファイルはなぜか3840×1920になります。なんででしょうね?



以上がFusion9でVR映像を扱う方法でした。


こちらが実際にFusion9で制作したものになります。




ちなみに「Tools」の中にある「VR」の「SphericalStabillizer」は名前の通りVR映像をスタビライズするものです。

ですがこれもStudio版じゃないと扱えません。でも今となってはStudio版の価格も3万円台でお安いので頻繁に使いそうな方は買っておいて損は無いと思います。


あとHTC ViveなどでVRのプレビューできるそうなんですが、自分は持っていませんのでそこらへんは試す事ができません。Macでも使えるのかな???

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