12/17に全国書店で発売される「動画素材123+45 まるごとフリーでつかえるムービてー素材集」(以下 動画素材123+45)ですが、アルファチャンネル付きのファイルを収録していますので
そこに関して若干の補足説明をします。
その前にこちらの手元に動画素材123+45の見本が来たので書籍そのものの写真をちょっと載せておきます。
表紙は前回同様にキラキラ加工をしています。
あと以前のFULLの時から言ってはいたんですが帯付ける意味がまったく無いので帯は付けないでくださいと。
今回はそれが通り帯は無くなりました。
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新刊のお知らせ【動画素材123+45 まるごとフリーでつかえるムービー素材集】12/17全国書店で発売
2015/12/17に全国書店で「動画素材123」シリーズの第4弾 【動画素材123+45 まるごとフリーでつかえるムービー素材集】が発売されます。 -------------- 大人気の動画素材集シ ...
動画素材123 + 45 ―まるごとフリーでつかえるムービー素材集[DVD-ROM付]
- 作者:ES...(Molojun)
- 出版社:ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2015-12-17
今回の「動画素材123+45」にはアルファチャンネル付きの動画素材を収録しています。7本ですね。
で、7本しか収録していませんがファイルサイズを見るとですね、
なんと7.17GBあります。
そのうち1本は2.72GBあります。
一応担当さんには9本ほど渡していたんですが2本落とされてしまったようで。
できればこの2.72GBのやつではなく桜の花びらのを入れてほしかったんですが…
アルファチャンネル付きファイルの形式ですが、
QuickTime形式(.mov)
コーデックはPNG ストレートアルファ となっています。
なんでPNGにしたかというとファイルサイズがかなり抑えられるからです。
これコーデックをアニメーションにすると2倍近くのファイルサイズになってしまいます。
ZIPに圧縮すると容量抑えられて収録できますが、そうなると展開する必要が出てくるので書籍の趣旨からは外れてくるかなと。
アルファチャンネル付きムービーファイルの使い方なんですが、
iMovieだと普通にそのまま読めて使えます。通常のムービーの上に重ねて置きます。
After Effectsでもそのまま使えます。
通常のムービーの上にアルファチャンネル付きのを置けばこのように重なって表示できます。
Premiere Proでも同じように使えるはずです。
Motion・FCPX でもそのまま使えます。
もちろんソフトウェアによっては扱えないのもあるわけですが、QuickTimeムービーなのでウィンドウズムービーメーカー(WMM)では使えません。
それと巻頭特集に載せている「Davinci Resolve 12」でも使う事はできません。入れようとしても認識できないので。
同じくブラックマジックデザインから出ている「Fusion」でも扱う事はできません。
どうしても扱いたい場合は変換する必要があります
変換できるソフトウェアは色々あるかとは思うのですがここではQuickTime7のPro版を使ってアルファチャンネルを含んだ他の形式に変換する方法を記しておきます。
まずQuickTime7でアルファチャンネル付きのムービーを開きます。
「ファイル」から「書き出す」を選択します。
ファイルの保存先を指定するのですが、その前に下にある「書き出し」を「ムービーからQuickTimeムービー」を選択→その右にある「オプション」をクリックします。
「サウンド」と「インターネットストリーミングを準備」にチェックが入っていたら外します。
「ビデオ」はもちろんチェックは入れている状態で「設定」をクリック。
「圧縮の種類」ここでは「アニメーション」を選択、ProResが入っているのであれば「ProRes 4444」で。
「圧縮プログラム」は「約1670万色以上」にして品質は「最高」にしてください。「OK」を選択。
ちなみに「Davinci Resolve 12」は「ProRes 4444」じゃないとファイルがちゃんと認識されないみたいです。「4444 XQ」では試していないです。
「ムービー設定ウィンドウ」でもOKを押してファイルの保存先とファイル名の指定をしてください。
これで書き出しになりますのでしばらく待ちましょう。
こういうやり方で変換できます。もちろん他のソフトウェアでもできるものがありますので各自調べてみてください。
あと「Davinci Resolve 12」でアルファチャンネル付きのを読み込んだ時に、アルファチャンネルの設定をしないとちゃんと使えません。
アルファチャンネル付きの動画素材を右クリック→アルファモードを変更→ストレート(もしくはプリマルチプライ)
こんな風に使えます。
※再度書いておきますが「Davinci Resolve 12」はQuickTimeのPNGとアニメーション圧縮は読み込めないようです。
「Davinci Resolve 12」でアルファチャンネル付きのを使いたい場合はProRes 4444に変換してください。
以上が「動画素材123+45」に収録しているアルファチャンネル付き動画素材に関しての若干の補足です。
「動画素材123+45」よろしく御願いいたします。
動画素材123 + 45 ―まるごとフリーでつかえるムービー素材集[DVD-ROM付]
- 作者:ES...(Molojun)
- 出版社:ビー・エヌ・エヌ新社
- 発売日: 2015-12-17
投稿者プロフィール
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もうだいぶ前からになりますがクラブVJをやっていました。 そこから映像関係のお仕事をやるようになり、コンサートや企業プレゼン、展示会などのムービーを創ったり、時にはプレゼンテーション素材をつくったりするようになりました。
今はPVなども制作したり動画素材を配布・販売したりしています。
■書籍も出しました【動画素材123+45】168本のFHD動画素材を収録しています。
◆もうちょっと詳しいプロフィールはこちらへどうぞ
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