動画素材123シリーズは動画素材のコーデックでH.264を使っていますが、H.264だとどうしてもマシンに負荷がかかりやすいなどあるので、加工・編集がやりづらかったりします。
以前にも書いていますが改めて動画素材の変換方法を記しておきます。
使うのは「MPEG Streamclip」です。
こちらは作業環境は10.8で使っていますが10.9でも使えるはずです。
ソフトウェアのダウンロードはこちらから。フリーでダウンロードできます。
http://www.squared5.com/svideo/mpeg-streamclip-mac.html
とりあえず普通に現在のバージョン(2014.8.26時点で1.9.2)をダウンロードすれば大丈夫です。
ダウンロードしたらdmgファイルを開いて、「MPEG Streamclip」をアプリケーションフォルダに入れてインストール。
インストールしたら立ち上げます。
「MPEG Streamclip」を立ち上げるとこのようなウィンドウが出ます。
このウィンドウの中に変換したいファイルを入れてください。
このような表示になります。
ここで「File」から「Export to QuickTime」を選択します。
この時点で変換形式を選ぶわけですが、お勧めなのをあげておきます。
注意事項としては変換後にファイルサイズが10倍になっていたりするのでディスク残り容量には気をつけてください。
■1.アニメーション圧縮
昔からよく使われています。ポイントとしてはQualityのバーは必ず100パーセントにしてください。
■2.ProRes4444
FCPXやMotion5、compressor4などをインストールするとProResのコーデックもインストールされ、ProRes形式も扱えます。
Qualityのバーは100パーセントになっていますがProRes形式の場合Quality設定は反映されません。
■3.ProRes422HQ
ProRes4444よりファイルサイズを抑えたい場合はこちらが良いかと思います。
同じくQuality設定は反映されません。
以上がお勧めですかね。もちろん画質としては無圧縮が一番良いんでしょうけどファイルサイズとか考えると現実的ではないです。
複数の動画素材を変換する時はバッチリストに入れて変換すると良いです。
「List」から「Batch List」を選択し、
ウィンドウが出てくるのでこの中に複数の動画素材ファイルを入れます。
保存場所の選択と先ほどの設定ウィンドウが出ますので同じように設定して「Go」ボタンを押せば変換が始まります。
以上です。
投稿者プロフィール
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もうだいぶ前からになりますがクラブVJをやっていました。 そこから映像関係のお仕事をやるようになり、コンサートや企業プレゼン、展示会などのムービーを創ったり、時にはプレゼンテーション素材をつくったりするようになりました。
今はPVなども制作したり動画素材を配布・販売したりしています。
■書籍も出しました【動画素材123+45】168本のFHD動画素材を収録しています。
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