iMovie(バージョン10)での使い方を解説していきます。
配置したムービークリップの置換、画像(動画)を重ねる(ピクチャインピクチャ)合成
前回はムービーと音楽配置でしたが
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今回は
1.タイムラインに配置したムービークリップを他のムービークリップと置き換える。
2.ムービーの上に画像(動画も)を重ねる(ピクチャインピクチャ)
です。
今回の完成品
Music ♪ by A-bee
タイムラインに配置したムービークリップを他のムービークリップと置き換える。
さて今現在このようなタイムラインになっているとします。
タイムラインの一番右に配置してあるムービークリップを違うムービークリップに置き換えたいなぁと。
という事で置き換えたいムービーをダブルクリックで選択、それを掴んで持っていきます。置き換え先でムービーフィルムアイコンに変わったらそこで離します。
コマンドが出ますのでここでは「始点から置き換える」を選択してみます。
置き換えようと思っているムービークリップが8.5秒で置き換え先が10秒以上あるので尺が足りなくてこのような表示が出ます。
ここでは「続ける」を選択します。
これでムービークリップの置き換えができましたが短くなっています。
ので、同じムービークリップを続けて配置します。
「動画素材123FULL」の動画素材はループ対応のものが多いのでループできるものであれば続けて配置すれば継ぎ目を気にせず再生できます。
後ろが長くなったので調整します。これで置き換えは完了です。
ちなみに置き換え先と置き換えるもので尺が足りていれば普通に置き換わります。これが
このように。
前回の状態から
このようにムービークリップを置き換えています。
さて次は ムービーの上に画像を重ねる(ピクチャインピクチャ) です。
今回使用するのはこの画像です。
真ん中のロゴ以外の部分は透明となっているPNGファイルです。これを今までのムービーの上に載せます。
iMovieにこのPNGファイルを読み込ませます。
次にこの読み込ませたPNGファイルをタイムラインに適当に配置します。
これでムービーの上に画像が配置されます。
これで配置できたのですが少し設定をします。
「カットアウェイ」となっている所を「ピクチャ・イン・ピクチャ」にします。
そうすると画像が小さくなります。
これを直接いじって自分の好きな大きさにします。
あと自動で動きがついちゃっているのでこれを無くします。
プレビューの上にトリミングみたいなマークをクリックして「サイズ調整して切り取る」を選択してください。
「Ken Burns」だと勝手に動きがつきます。
あとはタイムラインで画像の尺を調整してください。
ちなみに「ディゾルブ」の効果が最初についていますがイン・アウト同じ秒数にしかできないようなのであまり使い勝手は良くないです。
動画も同じように「ピクチャ・イン・ピクチャ」ができます。
今回の完成品
Music ♪ by A-bee
今回の気になった所
・静止画の合成は透明度情報の入ったPNGであれば前バージョンよりも楽にできるようになった。
・動画の中に動画といった「ピクチャ・イン・ピクチャ」も楽にできるようになった。
・置き換えは尺が足りないと短くなるが同じ物を繋げて配置などすればそこらへんはなんとかできる。
・ムービークリップでの「ピクチャ・イン・ピクチャ」は再生時に重くなるので非力なマシンは気をつけてください。
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投稿者プロフィール
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もうだいぶ前からになりますがクラブVJをやっていました。 そこから映像関係のお仕事をやるようになり、コンサートや企業プレゼン、展示会などのムービーを創ったり、時にはプレゼンテーション素材をつくったりするようになりました。
今はPVなども制作したり動画素材を配布・販売したりしています。
■書籍も出しました【動画素材123+45】168本のFHD動画素材を収録しています。
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