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アルファチャンネル(透過)をムービーに入れて書き出す時の設定【AfterEffects】

投稿日:2012年8月14日 更新日:


AfterEffectsアルファチャンネル透過)を入れて書き出す方法を簡単に記しておきます。

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まずムービー書き出しをする時に色々設定しますが、下画像のような設定を参考にしてください。

AfterEffectsでアルファチャンネル付きのムービーを書き出す時の設定例

ここでいくつかポイントを書いておきます。


画像で1のところ.アルファチャンネル透過)を入れれるコーデックを設定します。

まずMac環境だとFinal Cut ProXとか入れているのであればProResコーデックがインストールされていますので「形式:QuickTime」「形式オプション:ProRes4444」がお勧めです。


ProResがインストールされていない場合は「形式:QuickTime」の「形式オプション:アニーメーション」が良いです。
ファイルサイズを抑えたい場合は「形式オプション:PNG」でも良いですが、
PNGから更にPNGにレンダリングとかすると結構画質悪くなる傾向がありますので(自分調べ)気をつけてください。


Windows環境だと最初からのデフォルトでとなると「形式:AVI」「形式オプション:無圧縮」しかないかな?と思います。後からコーデックをインストールすれば他のも使えるかと思いますがそこらへんは詳しくないので説明できません。


QuickTimeをインストールしてあるのであればQuickTimeのアニメーション圧縮が使えます。
【注意:2016/4/15追記:QuickTime for Windowsはアンインストールが推奨されていますのでそうなるとQuickTimeのコーデックで書き出しはできません。】
更に追記:ソフトウェアによってはQuickTimeをインストールしなくてもProres形式が使えるようになっているのも出てきているようです。


(時々「MP4・アルファチャンネル」などで検索されてくる方がいますが、MP4にアルファチャンネルを含むことはできません)

圧縮画質はいずれも100にしておいて下さい。



画像で2のところ.ビデオ出力

「チャンネル:RGB+アルファ」


画像で3のところ.「色深度:数百万色+」

ProRes4444の場合は「数兆色+」


画像で4のところ.画像では「カラー:ストレート(マット無し)」

にしてありますがこれは他のソフトで使ったりする場合はこの方が良いのでそうしています。AfterEffectsのみで完結するのであれば「カラー:合成チャンネル(マット有り)」でも大丈夫かと思います。


下の画像で5のところ.設定を間違えていたりするとウィンドウの左下に注意アイコンが出ますので設定を確認してください。



そしてレンダリングしちゃってください。

これでアルファチャンネル透過)が含まれているムービーデータがAfterEffectsで書き出せます。

以上です。ちなみに4で説明している「カラー:ストレート(マット無し)」で書き出したものをQuickTimeプレイヤーなどで開くとムービーが壊れた?みたいな表示になりますがデータに異常はありませんので安心してください。



追記:アルファチャンネル付きのムービーをこちらでアップしていますので参考までに

http://動画素材.com/blog/post-2128/

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