ハイビジョン映像が主流になってもコストや機材などの関係でいまだに店頭映像などではDVD-Videoが使われる事も多いのですが、今回は
フリーソフトを使って「自動再生&自動ループ(オートプレイ&オートループ)のDVD-Videoを制作」を記していきます。
追記ですが、なぜか最近DVDプレイヤーでループ機能があるアプリケーションでの検索でここの記事に来る方が多いようです。
とりあえずはVLCにループ機能ありますのでそちらを使うと良いかと思います。
http://www.videolan.org/vlc/index.ja.html
自動再生&自動ループのDVD-Videoをつくるにあたって以下のソフトウェア【Burn】を使用します。
目次
- 自動再生&自動ループのDVD-Videoをつくるにあたって以下のソフトウェア【Burn】を使用します。
- 【Burn】 https://sourceforge.net/projects/burn-osx/files/Burn/2.5.1/burn251.zip/download
- 「Burn」を開きます。
- ビデオタブをクリックします。
- 「繰り返しDVD-Videoディスク」にチェックを入れます。
- あとディスクの名前の設定と「DVD-Video」を選択してください。名前は半角英数字で10文字までが良いかと思います。
- で、大抵はこのようなウィンドウが出てくるかと思います。
- ・変換ボタンを押してください。
- ドライブにDVD-RもしくはDVD-RWを入れてください。そして「ディスク作成」です。
- 以上でフリーソフトで自動再生&自動ループのできるDVD-Videoができます。
- 以下DVD-Videoをつくる時に使う「Burn」での注意事項を書いておきます。
- ・お勧めとしてはQuickTime DV-NTSC形式ですかね。
- 「Quality」を100パーセントにしていますがここをいじっても画質には関係無いかな。
- ハイビジョンからSDへのダウンコンバートでは「JES Deinterlacer」を使うのもお勧めします。詳しくは↓のリンクで。
- それと「Burn」側での設定でビットレートを若干上げておくこともできます。
- 後で複数枚コピーしたいという時は「イメージを保存」を選びハードディスクなどに保存。
- その後「Burn」の「コピー」でこのイメージをDVD-Rにやいておけば良いかと。
【Burn】 https://sourceforge.net/projects/burn-osx/files/Burn/2.5.1/burn251.zip/download
ダウンロードは上のアドレスをクリックしていただき、数秒待つとダウンロードされますのでそれを開き、
ダウンロードされたZIPファイルを解凍→その中にある「Burn」をアプリケーションフォルダにコピーします。
「Burn」を開きます。
このようなウィンドウが出てきます。
ビデオタブをクリックします。
下の歯車マークをクリックして設定をしておきます。
「繰り返しDVD-Videoディスク」にチェックを入れます。
・「DVDテーマを使用」のチェックは外します。要はメニュー画面は無しという事になります。
・最近の映像は16:9がほとんどだと思いますが、4:3の映像を使用したいという場合は「4:3に強制」のチェックを入れてください。
・それと環境設定で「NTSC」にしておいてください。
あとディスクの名前の設定と「DVD-Video」を選択してください。名前は半角英数字で10文字までが良いかと思います。
そしてDVD-Videoにしたい映像ファイルを追加してください。
で、大抵はこのようなウィンドウが出てくるかと思います。
・変換ボタンを押してください。
・「mpgファイルを保存する為の場所を選択してください」となるので空きがある所を選んでください。
短い動画だったらそれほど時間はかからないと思いますが、長い尺の動画だとかなりの時間を要すると思いますので気楽にお待ちください。
変換が終わったらこんな感じになりますので右下「ディスク作成」をクリックします。
ドライブにDVD-RもしくはDVD-RWを入れてください。そして「ディスク作成」です。
以上でフリーソフトで自動再生&自動ループのできるDVD-Videoができます。
メニューは無いですが流しっぱなしであればメニューが無くても問題無いですし。
以下DVD-Videoをつくる時に使う「Burn」での注意事項を書いておきます。
・映像ファイルはQuickTimeで大丈夫かと思いますが、一部対応していないコーデックもあります。
ProRes422系はダメなようです。H.264は大丈夫ですが変換されるとかなり画質が残念な事になるので
画質を少しでもマシにするには事前にコーデックと画像サイズを調整する必要があります
・お勧めとしてはQuickTime DV-NTSC形式ですかね。
MPEG Streamclipを使って事前の変換だとこんな感じです。
「Sound」がnoSoundになっていますが音がある場合は「Uncompressed」で
「Quality」を100パーセントにしていますがここをいじっても画質には関係無いかな。
右上の「Options...」をクリックしてここも一応設定しています。
16:9であれば16:9で。インターレースがあるのであれば「interlace」を選択。ここでは「progressive」にしています。
ハイビジョンからSDへのダウンコンバートでは「JES Deinterlacer」を使うのもお勧めします。詳しくは↓のリンクで。
【JES Deinterlacer】を使って1080iの動画を480iに変換(ダウンコンバート)する(OS X)
それと「Burn」側での設定でビットレートを若干上げておくこともできます。
ここではビデオのビットレートを7000にしています。初期設定では6000かと。DVD-Videoの仕様だとビデオとオーディオ合わせて確か10000Kbit/sだったかな?なのでそれを超えないようにしないといけません。それと業務用のDVDプレイヤーだとかなり余裕を持たせないと再生してくれないのでそこにも注意が必要です。ビデオの方を8000Kbit/sほどにしておけば大丈夫かなと思いますが。
他のソフトウェアで事前にMPEG2に変換できるのであればそれで変換して持ってくるのも良いかと思います。
こちらではその方法は未確認です。
後で複数枚コピーしたいという時は「イメージを保存」を選びハードディスクなどに保存。
その後「Burn」の「コピー」でこのイメージをDVD-Rにやいておけば良いかと。
投稿者プロフィール
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もうだいぶ前からになりますがクラブVJをやっていました。 そこから映像関係のお仕事をやるようになり、コンサートや企業プレゼン、展示会などのムービーを創ったり、時にはプレゼンテーション素材をつくったりするようになりました。
今はPVなども制作したり動画素材を配布・販売したりしています。
■書籍も出しました【動画素材123+45】168本のFHD動画素材を収録しています。
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