ちょっと前にDavinci Resolve Liteの11.1が出ていたのですが、Mac App Storeにあるものはまだ11.0でして、11.1にはアップデートされていません(2014/10/27現在)しかし公式の方ではもう11.1の配布がされておりまして、11.1のベータ版と11.1の正式版が配布されているというよくわからん状態です。
「https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve」の下でダウンロードしようとするとこのウィンドウが出ます。どちらも11.1ベータ版?みたいな状態になっていますがどちらかがベータ版でどちらかが正式の11.1です。
なので「https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve」からダウンロードするのではなく
「サポート」の「最新のダウンロード情報」から辿ってダウンロードするのがよろしいかと思います。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/support
11.1の正式版とベータ版、前の方が良い場合は11.0の正式版、11.0a、11.0bのベータ版があります。
今回はDavinci Resolve Lite 11.1で追加された機能を確認してみます。
一応「最新のダウンロード情報」から青文字の「詳細」をクリックしていただくと変更点がわかります。英語ですけど。
1.トラックの高さが変えられるようになった。
タイムラインの左にあるトラック名とかある所、境目を掴んで動かすとトラックの高さが変更できます。ビデオトラックとオーディオトラック両方できます。欲を言えばもう少しトラックの高さを小さくできるようにして欲しかったですかね。
2.ビデオトラックのフェードインアウトが簡単にできるようになった。
今までオーディオトラックにはあったんですよねこの機能。ビデオトラックにもあれば良いのにと思っていたら付けてくれていました。
<3.「タイトル」の表示位置が簡単に動かせるようになった。
今までは「パン」と「ティルト」で動かしていましたが直接掴んで移動できます。
ただし「パン」と「ティルト」の値は動きません。アニメーションなどさせたい場合は結局「パン」と「ティルト」の値を調整することになります。
2014.12.22追記
掴んで移動した時も位置の値が動く様になっていましたのでなんとなく動かしてもその都度キーフレームを打てばアニメーションできるようになりました。
それとタイトルの「スクロール」は掴んで移動できません。移動させたい場合はパンとティルトで調整することになります。タイトルの「ローワー」はそれぞれ掴んで移動できます。
4.トラックの間に空白がある場合はその空白を選択してデリートで「リップル削除」ができる。
間が空いちゃった場合とかには空白を選択してキーボードのデリートを押せば「リップル削除」になります。
ただし自分の環境だとこの機能の影響からかキーボードの「delete」キーは「リップル削除」になっちゃいまして普通の「delete」ができなくなっちゃいました。
なのでキーボードのショートカットキーを「Shift+delete」にして対処しています。
追記:2014.11.19
日本語入力環境で英語キーボードがいけないのかな?と思い、
OS Xのシステム環境設定→キーボード→入力ソースで「U.S.」を追加してDavinci Resolve Liteの入力を「U.S.」で操作→「Delete」キー押す、効かない→そういえば「Shift+delete」にしていたんだっけ→ショートカットキーを「delete」に戻す→「リップル削除」ではなく普通の「削除」になっている。→日本語入力にして同じように操作する→「delete」キーが普通の「削除」に戻っている。 という感じで治りました。
5.トラックを複数選択してビデオトラックには「ディゾルブ」、サウンドトラックには「クロスフェード」がつけれるようになった。
複数クリップを選択した後に「⌘+T」キーでできます。
6.トラックを選択してから「⌘+Shift」を押しながら移動させると並びの変更が簡単にできるようになった。
なおトラックを選択してから「⌘+option」押しながら移動だと任意の場所に差し込めます。
ただしどちらも「トランジション」をつけている場合はおかしなことになるので、「トランジション」をつける前にやるなど注意は必要かと思います。
他にも色々とあるかと思いますがこんな感じで。
投稿者プロフィール
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もうだいぶ前からになりますがクラブVJをやっていました。 そこから映像関係のお仕事をやるようになり、コンサートや企業プレゼン、展示会などのムービーを創ったり、時にはプレゼンテーション素材をつくったりするようになりました。
今はPVなども制作したり動画素材を配布・販売したりしています。
■書籍も出しました【動画素材123+45】168本のFHD動画素材を収録しています。
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