動画ファイルを書き出して、あ、音声入れて書き出すの忘れてた、という時ありませんか?
そういう場合、後からなんとかなる場合があります。
今回は音声トラックが無い動画ファイルに後から音声トラックを追加する方法を記しておきます。
こちらで説明するのはMacでの場合です。環境はOS X10.10.5
目次
QuickTime7 Proバージョンで後から音声トラックを追加する方法。
まずQuickTime7で音声トラックが無い動画ファイルを開きます。
とりあえずここではこの動画ファイルに音声が無いのを確認してみます。
メニューバーの「ウィンドウ」から「ムービーのプロパティを表示」を確認してみます。
ビデオトラックは確認できますが、サウンドトラックが無いので音声が無いという状態が確認できます。
ここから音声トラックを追加していきます。
QuickTime7で音声ファイルを開いてください。
メニューバーの「編集」から「すべてを選択」した状態にします。
もしくはcommand+A
こういう状態になります。
この状態でメニューバーの「編集」から「コピー」をすると音声トラックがコピーされた状態になります。
もしくはcommand+C
音声トラックがコピーされた状態で先ほどの動画ファイルを前面に出します。
メニューバーから「編集」の「すべてを選択」を選択。
もしくはcommand+A
すべてを選択した状態で、メニューバーの「編集」から「選択範囲に追加して調整」
これで無音の動画ファイルに音声トラックが追加されます。
「ウィンドウ」から「ムービーのプロパティ」を確認してみます。
サウンドトラックが追加されているのが確認できます。
この状態で保存してください。
その保存した動画ファイルを再生してみるとちゃんと音声が聞こえるはずです。
一応注意事項ですが、
・音声トラックに追加するファイルはWAVとかAIFFとかAACならば大丈夫なはずです。
・尺が合っていない音声ファイルを追加すると動画ファイルの尺に合わせて音声が早くなったり遅くなったりします。
・QuickTimeファイルの.movになります。
・コーデックがh.264とAACなら.movから.mp4にしても問題は無いと思いますが、ファイルが駄目になってしまう場合もあります。
あとSublerを使って追加する方法もありますが、
Sublerで追加して保存したファイルはQuickTimeXでの確認はできますが、他のアプリケーションでは使えなかったりしますのでお勧めはしません。投稿者プロフィール
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もうだいぶ前からになりますがクラブVJをやっていました。 そこから映像関係のお仕事をやるようになり、コンサートや企業プレゼン、展示会などのムービーを創ったり、時にはプレゼンテーション素材をつくったりするようになりました。
今はPVなども制作したり動画素材を配布・販売したりしています。
■書籍も出しました【動画素材123+45】168本のFHD動画素材を収録しています。
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