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PDF 自炊 雑多な感じ

PDFのファイルサイズ圧縮したりPDFからJPEGにしたりJPEGからPDFにしたりの方法(MacOS X Automator)

投稿日:2012年9月8日 更新日:


最近でも手持ちの書籍を電子化する、いわゆる自炊という事はしておりまして、

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↑そこで書いてある通りの事をやっているわけですが、ここの後半に書いてある事が最近できなくなっているのを発見しました。

OS X10.7にしてからなのかな?
「ColorSync ユーティリティ」で複製・設定した項目がプレビュー保存項目の「quartzフィルタ」で出なくなりました。


↑これが出なくなった。

ので、どうしたもんかと思っていたのですが、「Automator」を使ってできる方法があるとの事なので試してみました。
OS X10.7上での説明です。


PDFのファイルサイズ圧縮したりPDFからJPEGにしたりJPEGからPDFにしたりの方法(MacOS X Automator)

とりあえず見れればなんでも良いからとっとと圧縮したいという場合は「Reduce File Size」を選んでください。普通に「Reduce File Size」を選ぶと圧縮はできるんですがかなりの高圧縮率なので画像とか酷い事になります。


とりあえずPDFのファイルサイズ圧縮をする為の項目をつくる設定から説明します。

まず「ColorSync ユーティリティ」を立ち上げます。

「アプリケーション」の「ユーティリティ」フォルダの中にあります。



「Reduce File Size」を複製します。Reduce File Sizeと書かれた横に▼がありますのでそこをクリックして複製を選んでください。

そうすると「Reduce File Size のコピー」ができますのでそれの設定をいじります。
自分の場合は↓画像のようにしていますが細かい事はいまだによくわかっておりません。



なので各自色々設定は試してみて下さい。




次は「Automator」です。アプリケーションフォルダの中にあります。

・立ち上げると↓のようなウィンドウが出てきます。ここでは「アプリケーション」を選びます。



「アクション」の「ライブラリ」の中から「PDF」を選び「QuartzフィルタをPDF書類に適用」を選びます。



そうするとダイアログが出てきます。書いてある通りです。ここでは「追加」を選びます。


すると「QuartzフィルタをPDF書類に適用」の上に「Finder項目をコピー」が入っています。



「Finder項目をコピー」の欄で「保存先」を選んでください。

最初の設定では「デスクトップ」になっているかと思います。


「QuartzフィルタをPDF書類に適用」の欄では「フィルタ」の項目で先ほど作りました「Reduce File Size のコピー」を選んでください。



これでPDFを圧縮してファイルサイズを小さくできるアプリケーションのできあがりです。どこか適当な所に保存しておいてください。



ではここで今作ったものを試してみます。まずここに332.5MBあるPDFがあります。



これを先ほど「Automator」で作成したアプリケーションに放り込みます。



圧縮できるまで少し時間かかります。



できました。ファイルサイズは61.6MBまで減少したようです。


十分iPadでも見れます。

このような方法でPDFファイルを圧縮する事ができます。



ちなみにアプリケーションではなくプリントプラグインでの設定もできます。

プリントプラグインでつくると例えば、ファイルを開いてプリントの項目を選んで左下のPDFに作成したPDF圧縮の項目がでますので、それを選ぶとアプリケーションと同じように圧縮されたPDFができあがります。






「PDFからJPEGにする方法」と「JPEGからPDFにする方法」を記しておきます。

まず「PDFからJPEGにする方法」です。

PDFからJPEGにしたい事は多々あります。
自炊したマンガなんかはPDFよりJPEGにしてZIP圧縮にしちゃった方がファイルサイズを小さくできたりしますし。


「Automator」を立ち上げ、先ほどの説明と同じように「アプリケーション」を選びます。

「アクション」→「ライブラリ」→「PDF」→「PDFを複数のイメージにする」を選びます。
ちなみにこれだけだと元のPDFのページ分だけの単一ページのPDFができます。こっから更にJPEGにしたいので
「ライブラリ」→「写真」→「イメージのタイプを変更」を追加します。
変更後のタイプは「JPEG」です。



どこか適当な場所に保存して、JPEGに分解したいPDFをこのアプリケーションに突っ込んでください。

するといっぱいPDFができます。



しばらくすると分解されたPDFはJPEGになります。



ちなみにプリントプラグインで始めから「PDFをJPEGとしてフォルダに保存」といった項目がありますが、うちの環境ではなぜか動きません…



次は「JPEGからPDFにする方法」です。

沢山のJPEGをひとつのPDFにしたいなという事も多々あります。

まずは「Automator」を使った方法を書いておきます。


「Automator」を立ち上げてアプリケーションで新規作成します。

「PDF」→「イメージから新規PDFを作成」を選びます。
出力ファイル名などは適当に設定して保存しておいてください。



複数のJPEGを選択してこのアプリケーションに突っ込むとPDFができ上がります。



ほかの方法としては複数のJPEGファイルを「プレビュー」で開きます。

この時ひとつのウィンドウ内でJPEGファイルを開くようにしてください。



次に「ファイル」から「プリント」を選び左下の「PDF」から「PDFとして保存」を選びます。

保存する場所を選ぶとそこにPDFができあがります。



ちなみに上で説明した「Automator」でのJPEGからPDFの作成よりも
「プレビュー」から「PDFとして保存」の方が画質は良いです。
どちらも同じくらいのファイル容量なんですけどね。



という感じで以上です。
「Automator」でのアプリケーション制作という事で説明していますが、コンテキストメニュー(右クリックで出てくる「サービス」の中)に入れられる「サービス」で作るのも良いかと思います。



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