Amazon Kindle Fireの第5世代が新しく出ていたので試しに購入してみました。
自分の場合注文して届くまで3週間くらいかかりましたかね。
追記:新しいモデルが出るので旧モデルが40パーセント引きのようです。
ただ自分としては旧モデルは正方形ピクセルではないのでお勧めはしません。
Kindle Fire 第5世代を使ってみての感想などをだらだらと書いてみます。
比較対象としてはiPad2もしくはiPhone5sになります。
目次
・持った感じ
・メディアプレーヤーとしては上出来
・表示は若干伸びて表示される
・デジタルサイネージみたいな使い方
・Bluetoothキーボードでテキスト入力
・SDカードなどを読み込む
・ロック画面のキャンペーン情報
まず持った感じとしては特に重いとか軽いとか感じず普通です。
片手で持って何かを長時間見るっていうのにはちょっときついかもしれませんが。
外出先とかで長時間見るとしたらテーブルか何かに置いて見るかと思うのでそこまで重さに関しては気になりませんでした。
ただ片手で掴めない小さい手だとしんどいかなと思います。Kindleペーパーホワイトだとケースによっては閉じるときのゴムがついていてそこに手をはめてという使い方をすると楽ですけどそういうケースあるかな?
追記:後継モデルのFire7ですが5世代のと大きさはほぼ同じです。ただし5世代は背面が若干丸みを帯びているのに対しFire7は若干角張っているので持ちやすくなっている印象です。
使ってみて大まかな感想ですがメディアプレイヤーとしてかなり上出来だと思います。
なのでAmazonビデオを見たりAmazonミュージックを聴いたりとかいった使い道だとものすごく使えます。
その反面として電子書籍を読むのにはちょっときついかも?という感じですかね。
理由としては画面サイズ(7インチ)と解像度(1024*600)が中途半端に小さい事。
画面サイズの比率が16:9に近いというのも書籍では見辛いです。基本的に600ピクセルに合わせるわけですから小さく表示されます。
コミック1ページずつであればまあ読めるので漫画だけとかだったら十分かもしれません。
ちょっと追記:ものによってはちょっとボケた表示になっていて軽くページを動かすと(前後のページに行かない程度)表示がシャープになったりします。どうもページ数が多いものだとそういう表示になりやすい気がします。
iPad2の解像度は 1024x768 9.7インチ 横720ピクセルくらい使っています。
タップした時の反応はiPadの方が良いですね。Kindle Fireだとタッチしても反応が無いから「ん?」と思って再度タップするんですがダブルタップになっちゃったりとかってことはよくあります。あとこれはアプリ側の設計の問題なのかもしれませんがボタンをタップしても反応しなくてどこをタップしたら良いんだ?ってのもあります。
それとですねあと気になったのは画面を横にすると若干横に伸びて表示され、縦にすると縦に伸びた表示になるんですよね。
これ自分の使っているKindle Fireだけなのかよくわからないんですが液晶が正方形ピクセルじゃないって事なのかな?人物写真とか表示すると伸びているのが結構気になります。
ちなみにスクリーンショットのデータを見るとデータ上ではちゃんと正方形ピクセルになっていますね。
なのでこの歪みというか伸びて表示されるのが気になっちゃう方にはお勧めできません。Kindle Fireでの全部の表示が伸びてるので。
※Kindleのサポートに確認したところ伸びて表示されるのは仕様という事なので全部のKindle Fire第5世代ではそういう表示だという事のようです。 使用には問題無いとの事ですが、人物写真が伸びて表示されちゃうのは相当気になると思うんですけど
下の画像は実際表示されているKindle Fireをスキャナーで取り込んだ画像です。
写っているPVの元は下の画像です。上の画像の方がなんとなーく横に伸びている(縦に縮んでいる)のがわかるかと思います。
画像下にあるアートワークの画像がわかりやすいかと。
2017.5.18追記
Kindle Fire7が出ます。画面のドットが正方形ピクセルになっているとの事なので期待できそうです。
2017.7.11更に追記
Fire7の実機を確認しましたがちゃんと正方形ピクセルになっているようです。なのでお勧めできます。
動画を流しっぱなしにしてデジタルサイネージみたいな使い方はできるかな?と、「マイビデオ」で試してみましたが繰り返し再生はできません。なので他のアプリを探してみました。
「MX Player」というアプリがデジタルサイネージという用途では一番使いやすそうですね。
まず動画の繰り返し再生ができます。
それと縦表示か横表示かの固定がアプリ側でできます。画面を触られてもすぐに止まったりはしません。
ロックをすると触ってもプレイヤーの表示は出てこないのでちょっと触られたくらいでは安心です。ただし完全にロックできるわけではないので自分の手元から離して展示という用途では使わない方が良いですね。
あとロックすると下のバーが出っぱなしになる時がありますがしばらく放っておけば消えます。が... 消えない時もあって挙動がちょっとわかりません。消えない時はKindle Fireを再起動させてください。
※追記:FireOSがアップデートされたタイミングからかちょっとわかりませんが最近はロックすると必ず下に黒いバーが出るようになって消せなくなりました。
あとこれ重要な所ですが、上にも書きましたけど画面の表示が伸びるってやつなんですけど、この「MX Player」だと「ストレッチ」という表示があるので見た目的にはほぼ通常の表示になります。どういう事かというと、横に伸びているという事は逆に言い換えると縦に縮んでいるわけです。なので縦の表示をちょっと伸ばしてあげると良いわけです。
映像は16:9の表示なんですがこれだと若干上下に空きスペースがあります。これを「ストレッチ」だと空きスペースに伸びて埋まるので正常な見え方に近くなります。
Bluetoothキーボードを使ってテキスト入力。
こちらのキーボードを使ってみました。
この任天堂のキーボードは最初に接続させる時にFnキーを押しながら電源を入れる必要があります。
それでKindle Fireの「設定」から「ワイヤレス」→「Bluetooth」でペアリングします。これで接続完了です。
テキスト入力自体は普通にできますね。変換性能はちょっと微妙な所かもしれませんがここらへんはiOSより断然扱いやすいと思います。
一応このブログ下書きの大半はKindle FireとBluetoothキーボードとEvernoteで作成しました。
本体にはmicro sdカードを刺す事はできますが別でSDカードなどを読み込む事はできるのか調べたところできそうなので以下のものを買って試してみました。
エレコム MRS-MB05BK
このメモリリーダライタをKindle Fireと繋げてSDカードを差し込めばKindle Fire側で認識しました。
「写真とビデオ」でSDカードに入っている写真がみれるのですが自分の場合はこの時にはSDカードの中身は確認できず、一度閉じてから再度「写真」を開いたら中の写真を確認できました。
一度SDカードを外してその中に新しい写真を入れて再度読み込もうとしても新しい写真を中々認識してくれなかったりとかもあります。
その場合は他のアプリ(QuickPicなど)で見ると新しく入れた写真が確認できます。その後に標準の写真で見れるようになります。
Windowsである安全な取り外しってのがあるのかな?と思ったのですが見当たらないですね。
デジカメか何かで撮った写真や映像を確認したいといった時には便利かと思います。
ただ上で述べたように若干伸びて表示されてしまいますのでそこらへんは注意してください。
Kindle Fire 第5世代の使ってみた感想としてはこんな感じでしょうか。
メディアプレイヤーとしては◯
電子書籍を読むには△
メモリリーダライタなどを使ってSDカードの読み込みができる。
Bluetoothキーボードを繋げて文書作成などできる。
画面表示が横表示だと横に伸びて表示、縦だと縦に伸びて表示されてしまうが、そこらへんは仕様との事なのでその点を許容できるかどうかってのはポイントですかね。
2017.7.11追記
後継機のFire7実機を確認しましたがちゃんと正方形ピクセルになっているようです。なのでFire7はお勧めできます。
あーあとプロモーションがついちゃうんですよね。スリープからの画面にこういうのが出ます。
これの出ないようにする設定ですが
「設定」から「アプリとゲーム」→「Amazonアプリケーションの設定」→「キャンペーン情報」→「ロック画面のキャンペーン情報」をオフにするで出ないように設定できます。
投稿者プロフィール
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もうだいぶ前からになりますがクラブVJをやっていました。 そこから映像関係のお仕事をやるようになり、コンサートや企業プレゼン、展示会などのムービーを創ったり、時にはプレゼンテーション素材をつくったりするようになりました。
今はPVなども制作したり動画素材を配布・販売したりしています。
■書籍も出しました【動画素材123+45】168本のFHD動画素材を収録しています。
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